綿のぼりは独特の生地の質感が特徴で、糸が織り込まれた繊維の目が温かみを感じさせます。
和のテイストがある生地であることから、和食レストランをはじめとする
和風のお店の宣伝材料として採用事例が多くなっています。
耐久性を持たせるために元々強度のある綿の糸を、密度を高くして詰め込んで織るという
今も引き継がれている伝統的な手法で作られていることから、糸の形状や織り込みが
良く見える独特の繊維の風合いが現れます。
これこそ和の雰囲気にぴったりで、印刷するデザインも相まって訴求力を増し、
多くの人々を引き寄せる雰囲気を作り出せます。
綿のぼりに使用する綿の生地にはいくつもの種類がありますが、
その中でも綿100%で作られた金巾と呼ばれている生地は
最も優れた耐久性を誇っています。
金を冠した名称は最高級品の証で、熟練の職人による丁寧かつ繊細な作業で作り上げられた逸品です。
綿のぼりに使用する生地として人気を二分しているポリエステル素材の
ポンジの平均的な耐用期間が3ヶ月とされているのに対して、この金巾の場合は
おおよそ1年とされており、それだけ高い耐久性を持っていることが分かります。
作成時にはポンジよりはややコスト増になるものの、丈夫で長持ちする綿のぼりは高い人気を博しています。
現在主流となっているインクジェットプリンターによる印刷は気軽に行える一方で、
使用環境によってはすぐに色あせてしまったり、にじみが出てしまうことがあります。
一方、綿の場合はインクジェットプリンターは向いておらずシルク印刷で行われますが、
様々なメリットがあることからのぼりでの使用に最適です。
インクジェットプリンターでは複数のインクを混合して色を作って
吹き付ける形式であることから、原稿と仕上がりに差異が出ることがあります。
一方、シルク印刷では1色ごとにスクリーンを作り、ひとつひとつ印刷していくことから
原稿で意図した通りの色が出せるのは特徴です。
また、白い生地にシルク印刷をする場合には白抜きという手法で
文字などを残すことで、鮮やかに見せることも可能です。
繊細な表現が可能なことからイラストや写真などを含んだデザインでも、
綺麗に仕上げることができます。
屋外に設置する場合には使用環境の影響を強く受けますが、シルク印刷では
濃度の高いインクをスクリーンごとに生地へプリントさせることで線維と結合するので、
雨に濡れることがあっても滅多なことでは剥がれないだけではなく、
紫外線による色あせも起こりにくくなっています。
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